だが、石倉が捕まえた人物は、裁判員裁判の選任手続きにやってきた富樫だった。
何を隠そう、みちおを見守る会会長である。
だが最近、勝手に坂間も見守っている。
という所から石倉に怪しまれていた。
そして裁判員裁判に選任された6人。
補充裁判員2人。
その中のひとりになった富樫は思わず感激する。
裁判員裁判を取り入れる事件は、殺人事件。
被告人はなぜ、まだ息のある被害者を放置したのか。
被告人を知れば知るほど、裁判員の気持ちは揺らいで…?
ドラマ『イチケイのカラス』第9話はそんなお話から始まります。
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イチケイのカラス 9話 ネタバレ・あらすじ・無料視聴方法~裁判員裁判~
ドラマ『イチケイのカラス』第9話のネタバレ
-裁判員裁判スタート!-
仕事へ向かう坂間千鶴(黒木華)を着けてくる何者かに気付くが、誰が着けているかは分からないままだった。
そんな時、妹の坂間絵真(馬場ふみか)から、入間みちお(竹野内豊)の取扱説明書?とメッセージが届き、坂間は入間の考えてる事が分かるようになってきたことを告げる。
そこで石倉文太(新田真剣佑)が「捕まえました」と言いながら連れてきたのは、みちおを見守る会会長の富樫浩二(明樂哲典)だったが、富樫は裁判員選任会場にやってきただけだった。
裁判員選任手続会場には、弁護士の辰巳浩之(夙川アトム)が検事の井出伊織(山崎育三郎)を出迎えたが、国選より弁護料が高い裁判員裁判を選択した辰巳に「分かりやすいですね」と告げられ、ものすごい力強さで握手をされ、辰巳は戸惑うのだった。
選任手続会場にやってきた坂間は入間の気持ちを読み「わくわく、どんな裁判員とあれこれ議論することになるのか楽しみで仕方ない、うはは」と告げるが、デリカシーにかけると入間に告げられてしまった。
早速、書記官の川添博司(中村梅雀)から、手続きの流れについて案内があり、その後は今回の事件の概要が駒沢義男(小日向文世)により告げられる。
今回の審理は殺人事件で、被害者は桐島優香(八木さおり)、被告人は桐島家の家政婦である高見梓(春木みさよ)、6名の裁判員と2名の補充裁判員で心理を行うと告げると、川添により候補者が番号で読み上げられる。
2番の落合清美(池津祥子)は驚いて小さく口を開け、5番の立花理沙子(太田順子)は選ばれたことを悔やむように肩を落とし、7番の田部公平(山口森広)はハッとしたように目を見張り、11番の西園寺勝則(永田崇人)は川添の方を見て、14番小中渚の(羽瀬川なぎ)は体を前に乗り出し、22番の大前正一(山崎銀之丞)はハッとしてから頭を下げた。
そして補充裁判員として選ばれた9番の新村早苗(行平あい佳)は何故か微笑み、24番であった富樫は嬉しさに顔を覆った。
そして評議室に集められた8人は声を合わせて宣誓をすると、駒沢から公判の後にここでどんな判決にするか話し合うことを告げられ、坂間からは、評議の内容は内密にしてもらいたいが、感想などを語るのは問題ないと告げられる。
そこで富樫は、入間と坂間を見守る会をやってます!と裁判員たちにアピールするが「わたしの見守る会は?」と笑顔で言う駒沢は何かを察して「…ないんですね」と告げた。
裁判員に選ばれるのは1000人に1人であり、今回はチームとして頑張りましょうという入間と手を合わせ、全員は裁判へ向かった。
第一回公判が開廷し、井出から語られた犯行は、桐島を殺意を持って破損した柵から突き落としさつがいしたとつげられた。
だが、被告人の高見は、被害者の娘である桐島希美が見守る中「私は殺してません、あれは事故です」と告げた。
第1回公判終了後、昼食はいしくらのおそばとなり、石倉から請求書を見せられる駒沢に、坂間も払うと財布を持ち出すが、入間は「財布、落とした」と間を置いて告げると「若干の間。虚偽ですね」と坂間に突っ込まれた。
だがそこで立花から裁判員を降りたいと告げられるが、ホームセキュリティの動画が生々しかったという話題になるが、弁護士をめざしていたという塾講師の大前からは検察側からのアピールでしょうね、と告げられる。
だが、小中から一生に一度経験できるかどうかなのに、降りるなんてもったいないないですよ、と立花に告げられた。
そして食事を終えて、裁判を振り返りつつ検証することになった。
-裁判の振り返り-
事件当時、被害者と被告人しかいなかったことを告げる城島怜治(升毅)から、ホームセキュリティの動画が証拠として流された。
桐島は即死ではなくまだ生きており、高見は5分間、落ちた桐島をただ見つめており、やってきた配達員が救急車を呼んだが亡くなってしまった。
井出からは、すぐに救急車を呼べば助かっていたかもしれない、と告げられる。
そして坂間からは、桐島が高見に多額の遺産を残しており、それを弁護士に伝えていたと言うが、駒沢からは高見はそれを知らなかったのだと告げられる。
争点は計画殺人か、事後かという駒沢に田部は「絶対にクロだ。あれは悪女だ」と言い、小説を投稿しているという新村は「事実は小説よりも奇じゃなかった」と残念そうに告げた。
西園寺は持参のパソコンで高見の過去を調べ、高見の過失で夫と娘を亡くしていることをネットニュースから見つけ出した。
その時、高見は夫に譲り受け他会社を売却し、多額の金額を受け取ったということから、それぞれに討論し、被告人を悪女呼ばわりする田部に、過去に何かあったんですか?とあえて告げる、家政婦が自宅にいる小中、そんな小中に好感を持った西園寺、結婚相談所勤務の落合は営業をかけ始め、駒沢が話を元に戻した。
高見からは、桐島が柵が壊れてることを知らなかった、と告げ、救急車を呼ばなかったのは、助からないと思ったから動けなかった、と言う。
評議室では挙手制で高見がやったと思うかを決めていたが、全員ではなくとも、挙手した人員が多かった。
駒沢からは、判決を降す規則として、全員一致ではない場合は多数決となり、賛成してない人員も賛成している意見を持つことになると告げられた。
そして、まだ裁判は始まったばかりですよ?と入間はその場を宥めた。
第2回公判終了後、坂間が危険な目にあったと知り、更には坂間を見守る会のツイートで必ず反対意見を述べる人物が居ることから、入間に坂間の送迎を依頼する駒沢だが、石倉は「僕がやります」と譲らなかった。
その後、評議室で福岡のふるさと納税の返礼品である、カラス天狗のかぁかぁくんを坂間に差し出す入間だが、ボタンを押すと「かぁー」と大きな声を上げ、思わず坂間は「やめてください」と告げるが、とりあえず法服のポケットにしまい込んだ。
評議室では第2回公判の証人尋問について話し合われた。
検察側の証人である配達員は、お願い、助けて、許して、と言っていたと告げるが、被告人は「そんなことは言っていない」と告げたという坂間。
検察側の証人である救命医は、桐島が亡くなったと知った高見は、安堵していたようだったと告げた。
5年も働いていた家政婦の目的は本当にお金なのか、と話し合う中、田部は「殺してないと思うな」と告げ、裁判員に総ツッコミされてしまう。
そして、弁護側の証人は、桐島の娘である希美だった。
心臓疾患を抱えた希美は11歳の頃心臓移植手術を受け、自宅に戻れるようになった頃には高見が家政婦として働いていたと言う。
高見との関係を尋ねられた希美は、早くに離婚した父の記憶があまりない希美は、高見は叔母のような存在であったと告げられる。
今まで走れなかった希美が走れるようになって、桐島と高見が共に泣いていたと語る希美は、高見を信じていると言う。
弁護側の証人である家政婦の同僚は、亡くなった夫と娘となぜ一緒に死ねなかったんだろうと落ち込んでいたが、自分が支えたのではなく、桐島が自分を支えてくれたんだと告げていたと語られた。
高見の証人はみんないいことを言っており、裁判員達は頭を抱えだし、立花はまた裁判員を辞めたいと言い始め、また小中に止められた。
もし判決を間違ったらどうするのか、素人を裁判に参加させるのはどうなのか、という言葉が投げられ、何故か富樫が立ち上がり「国民の司法への参加の為に裁判員裁判がある」と告げるが、「建前だ」と西園寺に言われ場が荒れ始めた時、入間が「あのさぁ」と告げた。
これから突拍子もない甥っ子トークが始まる、という坂間だったが「姪っ子がさぁ」と入間は告げた。
意味が全く正反対のことわざはどっちが正しいのか、と聞かれたという入間は、育ちも環境も違う人物の色んな正しさから導き出されるのが、裁判員裁判だ、と告げた入間は、いつも脳内でひとり裁判員裁判をやっていると告げられた。
きついのは、裁判員達が被告人の心に触れたからではないか、という坂間は、善人にも悪意はある、悪人にも善意がある、被告人の気持ちを知りたくないか、という坂間に、みんなは「知りたい」と告げた。
今ある証言や証拠で決まらない時はどうするのかという小中に「そんな時は職権発動」と、入間、坂間、駒沢は声を揃えて告げた。
それを聞いた裁判員たちは確証が欲しい、なぜ助けなかったのか理由を知りたい、と話に花を咲かせ始めた。
-黙秘の事情-
第3回公判終了後、川添から公判が進まないと愚痴をつけられる中、坂間は石倉に送り迎えはもう大丈夫だと告げられるが、油断大敵ですと告げる石倉は譲らなかった。
ホームセキュリティの鑑定をやり直した結果の検証で、聞こえた声について「許さない」と言う高見の声と、「やめて、離して」という桐島の声が分かった。
井出が転落した時の事を尋ねるも、高見は「答えたくありません」と告げた。
黙秘をすることにした高見だが、なぜ黙秘をするのかという話題になり、弁護人が言っていた、事件前の異変が気になったという話になった。
桐島の知人による証言では、桐島が長野県の山林で土砂崩れが起き、身元不明の男性の遺体が発見されたニュースを見て、過呼吸になったという。
弁護士からは、身元不明の男性の遺体について、頭蓋骨が陥没しており、事故では殺人の疑いがあり、被害者が亡くなる一週間前にクラブ経営をしていた女性が訪ねており、遺体は記念品のライターを所持していたのだと言う。
評議室では駒沢から、クラブ経営の女性は警察からの事情聴取の後、桐島に会いに行ったことを告げられるが、そこで浜谷澪(桜井ユキ)と一ノ瀬糸子(水谷果穂)がみっちり調べたという桐島と高見の年表を持って評議室を訪れた。
それを全員で眺める中、入間は「これは偶然?」と言いつつ、高見の娘が亡くなった時期と、希美の心臓移植手術時期が重なっていることを指摘した。
すぐに調べてくると告げて去っていく浜谷と一ノ瀬だが、その中で小中が裁判員辞退を申し出る。
裁判で被告人に触れると他人事と思えなくなる事がある、という駒沢だが、いかなる事情があっても裁かなければならないと告げた。
裁判員の意見は裁判官と同じ重みを持つことを告げる入間に、覚悟を持って裁くことが出来ません、と小中は告げるが、傍聴席で見ていてくださいと坂間に優しく告げられた。
その中で西園寺も人が人を裁くのは大変だと自覚し、大前は「公開したことはないですか」と告げるか、駒沢は「ありますよ」とさらりと告げた。
だから今も裁判官を続けているという駒沢の言葉でまた事件と向き合う裁判員達。
被告人の心の鍵を開くには、どの鍵を出せばいいか、という入間に、落合は希美を呼ぶことを選んだ。
第4回公判に呼ばれた希美は、希美の心臓が高見の亡くなった娘の沙耶のものだったことを入間は告げた。
臓器移植について、ドナーとレシピエントは個人情報保護の観点から素性は明かさないが、希美が新聞に心臓移植の事を投稿し、高見は気付いてしまったのだと坂間は告げた。
希美は驚きはなかった、と告げ、自分に沙耶を重ね合わせている気もしたと告げた。
それでも希美は、高見を家族のように思うという。
そして、長野県の山林で見つかった遺体については、希美の父である事外でから告げられるが、希美はどんな事実も受け入れますと揺るぎない声で告げた。
被告人質問では、黙秘するか、真実を話すか、入間に尋ねられた高見は、憶測で桐島の気持ちを捻じ曲げたくない、という高見は語り出した。
-二人の母-
長野県の事件をきっかけに、桐島は何も知らずに元夫と結婚し、勝手に会社を立ち上げられ、小麦粉アレルギーの桐島に小麦を使った物を食べさせ殺そうとしていた元夫。
心臓の弱かった希美も元夫には好都合で、二人を殺して金を独り占めしようとしていたが、隙を見て元夫を殴って逃げた希美は道端で倒れていて、たまたま通り掛かった人に助けられ無事だった。
だが、その後、桐島が戻ると元夫は倒れており、微かに息があったことから、更に桐島が殴り付けて殺した事を高見に告白した。
クラブ経営者の女性に揺すられたという桐島に、自主をしようという高見だったが、希美を人殺しの子にしたくないという桐島は、壊れた柵のあるバルコニーに向かい、転落した。
救急車を呼ぼうという高見だが、呼ばないで、希美をお願い、許して、と言いながら桐島は息を引き取った。
それを聞いた入間は法段を下り、希美に真実を知らせたくなかったんですね、もう一人のお母さんとして、と告げた。
救急車を呼ぶべきか、そのまま死なせるか、どちらがよかったかという、入間に、高見は「分かりません、わたしは…どうするべきでしたか?教えてください」と告げ、傍聴席では、涙を流す希美がいた。
第5回公判、判決。
判決の前に被告人に話したいことは、と言うと、裁判員の数名が手を挙げ、救急車を呼ぶべきだった、あなたと同じことをした、分からない、という意見を告げられた。
判決は懲役1年、執行猶予は3年、理由は殺人ではなく自殺幇助だと判断したからだ、と語る入間は、傍聴席で坂間を見つめる男性に気付いた。
裁判員に記念品を渡す為、坂間はひとり裁判員の前から去っていくが、評議室では、坂間を見ていた男性がいたことを告げ、どこかで見た気がする…と考え込んでいた入間は、裁判員の西園寺が眼鏡をかけ直すところを見て気付く。
Twitterに反対意見を書き込む人物がいると知り、入間が坂間の公判資料を見ていたところ、傍聴席で坂間を見ていた人物が、集団カンニング事件の被告人・薮下(堀家一希)だと気付く。
その頃、薮下に怒鳴られた坂間は、カラス天狗のかぁかぁくんのボタンを押すが、薮下は坂間を階段から突き落とした。
だが、そこに助けに来た入間は坂間を助けた衝撃で頭を壁に打ち付けてしまった。
病院から戻った入間は、大きなたんこぶができたと笑顔で告げたが、坂間は深々と頭を下げお礼を告げた。
人を裁くって大変だね、でも、だからいいと告げた入間。
心配されても日寄らないと言う坂間だが、入間からは「坂間さんがどんな裁判官になるのか楽しみだな」と告げられる。
そこへやってきた石倉は、今度何かあれば自分が坂間を…と告げて、石倉も退社していく。
そこへ絵真から「たまには入間さんとご飯食べに行って見らんね」というメッセージが届くと、何故か入間から食事に誘われ、坂間は「はい」と応じてしまった。
ドラマ『イチケイのカラス』第9話のまとめ・判明したこと
・今度は入間の「姪っ子の話」が登場
・いい加減に石倉の気持ちに気付いて坂間さん
・裁判員のリアルな雰囲気が垣間見れた気がした
・「みちおを見守る会」今回はオズワルドのふたり
・駒沢を見守る会も作ってあげて欲しい
ドラマ『イチケイのカラス』第9話の感想

ドラマ『イチケイのカラス』無料視聴方法
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ドラマ『イチケイのカラス』第9話の感想をSNSで探してみた☆
#イチケイのカラス 司法のテーマをちゃんと描きながら説教臭くなくエンタメドラマに落とし込んでるのがこのドラマの面白いとこなんだよなぁ。ほんと、久々に良い月9ですよ!ハマってるよ!服部さんの劇伴がまたね、ドラマチックにしてくれるんだよね!すごいなぁ!
— riku_1203 (@infinity8entame) May 31, 2021
#イチケイのカラス 第9話。今回も面白かった!裁判員裁判、人が人を裁くことの責任と難しさ、裁判官が主人公だからこそ描けたテーマだったと思う。何が正しかったのか、何が間違えだったのか、迷いながら被告人の心の鍵を開き、真実と向き合い、判決を下す。イチケイらしい良い回だったなー!
— riku_1203 (@infinity8entame) May 31, 2021
予告で聞こえてた「僕は、わからない」そうゆう事だったの。裁判員の皆様が悩み、考えていたように私ももし…と考えながら見ていたけど、結論はやはり「わからない」だったなぁ。「わからない」から考える事を怠らずに在りたい。西園寺さんの言葉でそう思わされました。#イチケイのカラス#永田崇人
— choco (@25choco3020) May 31, 2021
ドラマ「イチケイのカラス」を見ながら、
やはり、竹野内豊さんてかっこいい!!!!と思う夜。そして、裁判の話が大変興味深い。
色々言われているようですが、
私にとっては、
とても興味深く、面白い!!!
もっと、見たい!!
来週が最終回なのは、残念!!!#ドラマ#イチケイのカラス— 大迫ゆかり♪笑うパーソナリティー“声は人なり” (@osakoyukari) May 31, 2021
https://twitter.com/dondabana/status/1399367390358474756?s=21