気がかりな石倉は何とか坂間を引き留めようとする。
そんな時、駒沢が向きになるような裁判が舞い込む。
それは以前、駒沢が刑を軽くした藤代の再犯。
ショックを隠せない駒沢は、事件を洗い直す。
疑わないからこそ疑う。
そこから見つかる真実は残酷なものだった…?
ドラマ『イチケイのカラス』第3話はそんなお話から始まります。
本ページの情報は2021.4.1時点のものです。最新の配信状況はFODサイトをご確認下さい。
イチケイのカラス 3話 ネタバレ・あらすじ・無料視聴方法~分岐点はこの裁判所~
ドラマ『イチケイのカラス』第1話のネタバレ
-再犯-
本が売れないと嘆く駒沢義男(小日向文世)に、今後について相談があるという坂間千鶴(黒木華)だが、それを聞いていた石倉文太(新田真剣佑)から、民事に移るって本当ですか?と尋ねられてしまう。
刑事裁判で取り扱うのは犯罪者ばかりだから、と告げる坂間だったが、そこへやってきた入間みちお(竹野内豊)が「いい質問を甥っ子がくれた。どうすればアインシュタインになれるか」という質問を投げかけてきた。
愚問だという坂間の背後で、駒沢は公判書類をじっと見つめていた。
駒沢が穏やかでは無い様子に気付いた入間は、いつものたぬき顔じゃない、と突っ込むのだった。
第1回公判、被告人の藤代省吾(岡田義徳)は駒沢を見て驚いたような顔をしていた。
被害者の野上哲司(成松修)の娘・野上碧(渡邉心結)は藤代の営むガラス工房に通っており、迎えに来る哲司の妻・野上奈緒(佐津川愛美)に藤代が惹かれ、哲司を中傷する手紙を何度も奈緒に送り、哲司と口論となった末、哲司を殺した藤代が工房にある焼却炉で遺体を燃やしたのだった。
藤代は以前、振込詐欺のグループの連中が集まるバーにいて、金を横取りしようとした事がグループにばれてしまい、刺されそうになったから刺し捕まったが、逃げようとするも自首してきたことから、駒沢が罪状を軽くしたのだった。
なぜまた犯罪を犯したのか、と駒沢は藤代に尋ねるが、犯罪者が元と同じ生活を送れるわけがない、と返したのだった。
このままでは、駒沢が「犯罪者を野に放った」と言われかねないと告げるイチケイのメンバー。
未婚で碧を産んだ奈緒だっただけに、碧にはようやく出来た父が哲司だったのだと言う噂もあった。
駒沢は坂間に、なにか見逃しているものはないか、証拠品などを調べるよう告げるが、穴が空くほど見た、と告げる入間。
だが入間は、気になる水溜まりを見つけた、と言う。
-不検討-
第2回公判では、入間が水溜まりについて藤代に尋ねた。
実況見分は2日に分けて行ったという藤代は、事件の日の記憶が今でも抜け落ちている、と言い、警察が都合よく実況見分を行ったというのか?と検事から意見も出た。
被告人は記憶が抜け落ちていることは多くない、と検事の城島怜治(升毅)が告げるが、珍しく駒沢は認めず、そして入間はまた職権を発動した。
法廷から出たイチケイのメンバーだが、坂間は掃除をするスタッフに「掃除した場所を他の人に掃除されたらどう思われますか?」と突然問い詰めた。
気分のいいものでは無いですよね?という坂間に頷くスタッフ達に、坂間は「ありがとうございました」と告げる。
駒沢の主観が入っている、と告げる城島だが、今回だけはと言う駒沢に「今回だけ?」と城島は含ませつつ返し、駒沢は笑顔を見せた。
笹原署の刑事・岡崎を呼んで現場検証を行う中、突然工房からガラスの割れる激しい音がし、中を見ると碧がガラスを叩き割っていた。
奈緒が碧を抑え落ち着きを取り戻したが、碧に話を聞きたいという入間の依頼に「ガラス細工に興味を持った碧が、尊敬していた藤代がこんな事になって、碧はとても話なんて出来ない」と告げ、奈緒は断るのだった。
第3回公判では、碧の存在が嬉しかった、という藤代の姿があり、藤代の犯行時の足取りについて検事に尋ねると、井出伊織(山崎育三郎)から「不検討でした」と告げられ、駒沢の顔色が変わった。
笹原署に抗議に行く、という駒沢について行く入間と坂間だが、笹原署の署長たちは被告人の名前すら覚えておらず、事件もこれだけではないから、と不検討となったことを告げる。
見当たらないから不検討なのか、やりたくないから不検討なのか、とホワイトボードを使って説明する駒沢に、署長も「やればいいんでしょ!徹底的にやってやる!」と出ていってしまった。
刑事の岡崎に「大事なとこは折ってあるんで」と告げ、入間は何やら本を手渡して去っていく。
後日、やはり警察は不検討との回答だったが、その代わりに匿名で証言してくれるという岡崎がやってきたのだった。
-何かを隠すための犯罪-
岡崎は、巡査部長でもある奈緒の体にアザがあったと女性警察から聞いたと言い、自宅でも怒鳴り声やものが壊れる音もよくしており、DVの疑いがあった。
そして奈緒自身が巡査部長だからこそ、DVのことを周りに言えなかったのだと言う。
署長はもうじき本庁に帰るため、事件の裏取りをしなかったのではないか、と告げる岡崎に、事件を調べ直すよう城島と井出も仕方なく動くのだった。
ようやく見つかったわずかな証拠に手応えを感じる駒沢と入間だが、入間は「叱られ役になってください」と告げる。
駒沢を残して入間と坂間と石倉はバスに乗り所在尋問へ向かっていた。
(※所在尋問…裁判所以外での証人尋問)
その頃駒沢は上から文句を言われており、イチケイには問題がありすぎる、という言葉に頭を下げるも、私の上司である支部長の監督責任も問われかねません、と告げ、支部長を怯えさせるのだった。
元保護司の津田を尋ねると、藤代はビルの上から投身自殺しようとしていたが、女性が必死に止めていたと告げ、その彼女との出会いが、藤代には特別なものだったと思う、と告げていた。
イチケイに戻った坂間から、藤代は新人警察時代の奈緒と繋がりがあった、ということが分かったと告げられたが「真実は残酷なものかもしれませんね」と入間は駒沢に告げた。
第4回公判では、奈緒が証言台に立ち、18年前に藤代と知り合い交流があったことは事実だが、碧のために言わなかった、と言う。
そして城島は、証拠物に不備があり、再度提出したと告げ、とある高速道路を走る野上哲司の車を運転する藤代の姿を映した。
なぜ哲司の車を使ったのか、という井出の質問に藤代は何も言わず、背後で泣き出した奈緒は「私が殺しました、真実を…」と告げるも、藤代は「違う」と告げた。
法台を降りた入間は、起きてしまったことは変えられない、でも、これからのことは変えられる。その分岐点が裁判所なのだと告げる。
いかなる理由であれ、罪を償うチャンスを奪ってはいけない、と告げる駒沢は、真実を話してくださいと藤代に告げる。
-真実は残酷なもの-
事件当日、藤代の事が原因で、碧は哲司に暴力を振るわれており、怒りに震える碧はガラスの花瓶で哲司を殴り殺してしまったのだった。
その後、教室に来ない碧を心配して電話をかけてきた藤代に、碧は助けを呼び、駆けつけた藤代は哲司の車で工房に遺体を運び、そこで燃やしたのだと言う。
藤代は、奈緒のおかげで人生をやり直せたと告げ、偽装工作のため、にスマホの着信履歴や自転車で転んだ証拠などを作った、の告げる入間。
そんな入間から語られる言葉に、みちおを見守る会(鬼越トマホーク)も涙が止められなかった。
後日、藤代は法廷で駒沢を見て「見破られるんじゃないかと怖かった」と告げるも、駒沢も「判決が誤っていたのではないかと怖かった」と告げる。
そして駒沢は、碧が藤代と奈緒の娘だと見抜いていたのだった。
藤代は奈緒とそんな関係だったが、自分の犯歴で奈緒を苦しめるから、と別れを選んだ。
駒沢は、藤代を疑ったが、疑ってよかったと微笑む。
あなたなら人生をやり直せると信じてる、という駒沢に、藤代は涙ぐみつつ深く頭を下げた。
一方、逮捕される碧に父が藤代である事を告げようとする奈緒だが、分かってたと碧は微笑み、連行されて行った。
みちこの散歩をしながら、アインシュタインになる手がかりが見つかったんじゃないか、と坂間に言う入間。
相手の言葉を認めるだけじゃなく、疑うのも大事だ、という入間。
出社した坂間は、やっぱり刑事部がいいと告げる石倉に、私もしばらく刑事部にいますと告げられ、なんだか嬉しい石倉。
そして何故か駒沢に「落札ありがとうございます」と例の本を渡される坂間は、仕方なく読んでみることに。
「どうでした?」と尋ねる川添博司(中村梅雀)、駒沢が司法修習生の時の話だったと告げる浜谷澪(桜井ユキ)、全部で三部作でしたかね?と告げる一ノ瀬糸子(水谷果穂)。
とりあえずサーターアンダギーでも食べて、という入間の言葉に坂間は激辛サーターアンダギーを口にしてむせてしまい、今まで入間に向けて思ったことをそこでぶちまけるのだった。
ドラマ『イチケイのカラス』第3話のまとめ・判明したこと
・駒沢も判決には確固たる自信を持っている
・保護司が佐賀在住のため、お土産はいかしゅうまい
・入間は上にもかなり目をつけられている様子
・「みちおを見守る会」今回は鬼越トマホーク
・次回は坂間の妹がついに登場
ドラマ『イチケイのカラス』第3話の感想

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ドラマ『イチケイのカラス』第3話の感想をSNSで探してみた☆
誰と出会うかで人生は変わる。生きてみないとそれは誰にもわからない。
生きてみないと…生きてみないと…生きていれば…#イチケイのカラス— nyancosky (@kaminyanco) April 19, 2021
今回の履修概念相乗効果と致しましては
“なかったことには出来ない”と“償いの機会を奪う”のお話だよハイ~内容的には何回か見た案件回だったのと、みちこファンなので最後にチラッと見れるまで恋しかったです#イチケイのカラス
— よく寝るはる茶✧ (@mu_ko11201) April 19, 2021
真夏の方程式思い出した
親子モノに弱いのに、今んとこ3話中3話とも親子愛絡んでてあーもう今期良ドラマ多すぎるて
被告人のみなさん、入間みちおが裁判長でよかったね#イチケイのカラス— こういうのこそ大事でしょ@充電中 (@pHl6V1T7Fm06uKU) April 19, 2021
#イチケイのカラス
第3話も感動的なストーリーでしたね。
藤代は自分の娘である碧、元妻の奈緒を守ろうとしたんですね。
千鶴(#黒木華 さん)に恋心を抱く石倉(#新田真剣佑 さん)の姿が毎回楽しいです。
第4話は千鶴の妹も登場!4月26日放送
【第4話】60秒予告動画https://t.co/VkALnjcvWJ pic.twitter.com/CrAMyveMwQ— 黒木華さんを応援! (@kurokiharu_ouen) April 19, 2021
途中から娘を庇ってるんだなってわかって、だったら真実を明らかにしなくてもいいんじゃないかって思っちゃったけど、部長の「いかなる理由であれ、罪を償うチャンスを奪ってはいけない」という言葉にハッとさせられた。ホントにその通りだ。#イチケイのカラス
— yukako (@yukakon617) April 19, 2021
https://twitter.com/2kudt0mfh948hyh/status/1384136348479627264?s=21